2013年12月24日火曜日

その3日目23日月曜

天皇誕生日
天皇陛下は80歳になられた。おめでとうございます。
なんて、なれなれしく言うのはダメかしら。
心よりお祝い申し上げます。
80歳は傘寿(さんじゅ)と言うのですね。
傘が八十に見える?らしいけど、どうでしょう。



プロ棋士を目指す里見香奈女流3冠 21歳
本日奨励会昇段条件を満たし二段から三段となる。
三段リーグ突入。間に合わないかもしれないと思っていた
四段への道がグッと近くなった感じ。勝ち上がれ!

女はバカだから棋士になれないという人がいるけれど、
それはちょっと違うと思うんだわ。男性だって将棋を指せるよ、
といえる人がどれくらいいるだろうか。将棋の競技人口って少ない。
私は自分と同じ女性と将棋を指したことは一度もない。

小学生でルールを覚えてから一度もない。一度も、よ。
そもそも女性は将棋に興味を持つことさえあまりないのでしょう。

他のスポーツや学問、芸術などでもそうかもしれないけど、
その世界のトップを目指す人、結果をあげてきた人たちは
幼い頃から時間を費やし研鑽を積んでいる。
たいていそれ一筋、といっていいでしょう。

たぶん一番吸収力がある時期、女の子は将棋から離れてしまう。
綺麗な衣装を着られるわけじゃなし。
表彰されたり賞賛を浴びるわけでもなし。
男子にちやほやされるわけでもなし。
女の子の親も将来を考えると強く推さない。
娘を勝負師に!って親はあんまりいないでしょう。

体の変化とともに心理的にも激しく変化する。
毎月毎月心身ともに煩わしいイベントもある。
そして女の子の性を理解してくれる指導者がいない。
まぁ将棋自体は指導を受けて強くなるものじゃないけどね。

対局日。
将棋盤を挟んだ相手と数時間から十数時間膝をつき合わせて過ごす。
記録係も隣の対局もすぐそばにいる。何度も何度もトイレに立つ。
まわりはほとんどが同世代の男子。

言葉にしたくない。が、どれほどの苦痛か。


女性初のプロ一歩手前の三段、なんてちっとも褒め言葉じゃない。
がんばれ里見香奈、目指すものがそこにあるなら戦うしかない。


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今日はとてもとっても寒かった。ミシンの前に座れなかったわ。
ミシンがけって繊維埃が舞うのでヒーターをつけられない。
それにミシンもテーブルも冷たいじゃん。
この時期の毛糸は魔物だ。

今日は足首用のを編んだ。レッグウォーマーのように長くしない。
ジーンズの裾の中、スニーカーとふくらはぎの間を暖める用だ。


奥はナスカの「オーロラ」細いアクリルを撚ってありふんわり柔らか。
画面ではわからないけどパープル~黄緑色がとってもきれいで
ブドウ畑みたいだわ、あ~ブドウ食べたいわ~とか思いつつ編んだ。

さっき編み上がった青い方はごしょうの「メランジェスラブ」
カラーネップが可愛いのだがとてももろい糸なので段染めモヘヤを
一緒に引き揃えて編んだ。まぁどうせ見えないんだけどさ。
先日の手首にはチクチクしたやつも足首用になった。
少々着脱がきついし短いが足首なら靴下の上からなのでチクッとしない。


本日のBGMはキャメロン・カーペンター
Bach Cello Suite No.1 Prelude - Cameron Carpenter (organ)
https://www.youtube.com/watch?v=nRMrGo2UTH0

今朝NHKで放送されていたような。
ああぁ、そうだ。ミシン出しっ放し。