2012年7月28日土曜日
35度は日常
先週のこと、数日間なんだか涼しかったりしたような気がする。
ついつい冬物の毛糸を編み始めた。もっふもふの乙女系モヘア糸。
予定では500gくらい使用する大物。あぁぁぁ、ぬくぬくだよ。
もう見るからにほかほか、ふわふわ、暑苦しいんだよ。
普段ほとんど見ないテレビだがロンドン一色になってしまった。
朝の出かけ前に時計代わりにつけているか、夜のニュースにスポーツかドキュメンタリー程度しか見ない。チャンネルはコマーシャルが鬱陶しいのでコマーシャルのない某局にほぼ固定されている。それなのに!なんというカンにさわる音声!
某局のスポーツ番組のテーマ曲選曲はいつものことながらセンスがない。うるさい。耳障りで押しつけがましい声音が繰り返し繰り返し流れる。コマーシャルが嫌なのに自局の番組宣伝がばんばん流れその度にあの押しつけがましいただ大きく発声しているだけの女の声が流れる。5秒単位の番宣が繰り返されるとあってはならない感情が沸々とわいてくる。
ロンドンといえばベネディクト・カンバーバッチだ。いや、BBC放送のSHERLOCKというドラマが非常に残念だ。ドラマなんて見たのは何年ぶりだろうという感じでみたのがこれのシーズン1の3作。先週からシーズン2の放送が始まったのだがこれが本当に残念なのだ。なにが残念って、カンバーバッチの魅力がちっとも発揮されていないのだ。
ゆるくカールした髪から少し見えている耳、シャープな顎のライン、長いネックにウールのマフラー。切なげに忌まわしげに細められた目、唇に当てられた長い指、空を泳ぎゆらぐ視線。シーズン1にいたカンバーバッチは二枚目じゃないけどすごく色っぽくてステキだったのに。
それに印象的だったのがタクシーに乗っているシーン。モノトーンにまとめられたロンドンの街とBGMは原作に出てくる辻馬車に重なってとてもうまい演出だった。それなのにシーズン2では室内や屋内ばかりだし漫画かよ的なはちゃめちゃな展開にほんとーにガッカリした。明日はシーズン2の2話目で原作では長編だったタイトルだ。なんだかすでに残念な気分。
でもたぶん見る。