2018年2月16日金曜日

あたし おかあさんだから

 歌の歌詞が気にいらない、許せないと大きな声を出すとか笑っちゃう。直接作者に噛みつくとか、とてもネット女らしい行為だと思う。文句を言っているのは女性だけなんじゃないの。さらに声の大きな人たちのほとんどが子育てしたことがない人だと感じる。

 女性の自分が常識、正義、他はあんたおかしい!許せない非常識!感覚は恐ろしい。子どものころから容認できなくて、クラスの中で浮いていた。女子同士でつるめなかった。大人になっても変わらなかった。えーそんなことないよ!と声を揃えたときの女性の集団は恐ろしい、笑顔で大声で叩きのめそうとしてくる。何が好きとか嫌いとか、どっちが赤いか黄色いかみたいな些細なことでだ。

 子ども社会のいじめがなくならないのはそんな母親たちのせい。母親が日々聞かせる愚痴や悪口を子どもはすべて吸収し、オブラートに包むことなく表現する。ああ親が私の悪口いってるのね~とすぐにわかる。子どもだけの世界ならもっと苛烈になる。

 「あたし おかあさんだから」 の歌詞は懐かしく暖かく人生の中で一番やさしい時間を思い出させ涙があふれた。もっと抱きしめてあげればよかった、あんなにしからなきゃよかった。つないだ小さな手を思い出す。さすった背中を思い出す。あんなにやわらかく癒される幸せな時間はなかった。終わってしまえばたった10年ほどの貴重な時間だった。人間の子どもは大人になる。犠牲?対価?経験してから考えてみたらいい。