2013年4月28日日曜日

思い出にしてもらう

私が編みものをするのは理由がある。

手芸自体は十代の頃から好きであれこれやってきたが、ここ数年編みものを集中的に選んでいるのには理由がある。それは息子への印象操作だ。 息子は現在大学3年生で、今の彼の頭の中はたぶんバイト関係が7割、大学の授業が1割、中高時代の友人関係が2割弱、で残りのわずか数パーセントが私を含めた幼い頃の記憶だろう。

幼い頃に何をやって、といったところで親の都合の良い記憶を持ち続けるわけがない。私自身の親との関係を思えば然り。それなら上書きされるよう今の私をすり込んでやろうじゃないか、というわけだ。ふふふ、我ながら姑息だとは思うぞ。いひひ

残機99!とコントローラーを握りしめ弾幕をすり抜ける姿とか、キーボードを鬼のように打ち続ける姿とか、競馬新聞を睨んで生返事をする姿とか、腕組みして将棋盤を凝視している姿とか、そんなものが母の記憶であるのはちょっと寂しい。だって息子は私が丹誠込めて仕上げたクレマチスやベランダに目線をくれないし、掃除の行き届いた室内や清潔な環境に関心がないのである。

そこで編みものである。夜、帰宅すると母はいつも編みものをしている。
うっはっは もちろんマフラーや帽子、膝掛け、靴下は母の手編みである。
あ、ちなみにウェアは編まない。 これは信念があって編まない。

いつの日か、息子が思い出す母の姿は、「編みものをする母親」

であることを希望する。息子には父の記憶も兄妹の記憶もないのだ。この先、人生のパートナーを見つけたら、その後はその人との記憶が一番濃くなっていくのだろうことを願う。 そしてふと思い出す母親の記憶、それは「編みものをする母親」なのだ。
完璧だ。むふふふふふふ


 クレマチス モンタナ系 香雪(コウセツ)

本日の耳の友 心を揺さぶるクラリネット クラリネット 豊永美恵

2013年4月25日木曜日

いつもと同じと

写真はナシ。
ベランダでは去年とまったく同じパターンで花が咲いている。
クリスマスローズが咲き、クレマチスでは空蝉が咲き、数年来植えっぱなしの宿根草やカラーリーフが美しい若葉を見せている。山々は色を変えつつ空気はゆるんだり戻ったりしながら、たぶんもうすぐ汗ばむ日がやってくるのだろう。

それなのに私ときたら。
なんということ。

春だというのにときめかない!

心が硬直しているのか凍りついたままなのか。
いやいやこれこそ老化現象なんじゃなかろうか。
とにかく心が動かされることがない。
まっっっっったく、な・い。

しかし同じかなのかといわれるとそうでもない。
今、私はパイナップル編みのショールを編んでいる。しかもラメ糸だ。
パイナップル編みである。一生編まないだろうと思っていた編み方だ。
パイナップル編みですよ。鉤針編みの模様なんです、ググってみてください。
どんだけ○○チックな編みものか。編み上げても使う自信はないですよ。

こんなもん、絶対に編むわけないじゃん!と思っていたパイナップル模様です。まぁ、子どもなんかこの私が産むわけないじゃん!と思っていた二十歳過ぎの私が、たった数年後にあぁ赤ちゃん欲しい(ハート)と出産したことに比べればなんてことはないかもしれない。その子も二十歳を過ぎました。あぁぁ…以下省略。

だから実は何か変わっているのかもしれない。
 それがどっちに向いているのかは不明。

今日の耳の友 Adam Liu BGM

そうだよ、音楽にしたってそうだ。あんなにこだわってこうるさいうんちくたれてお金かけて聞いていたのに、今じゃ動画サイトにつないでPC用のスピーカーで聞いてるしねぇ。私はどっちに向いているのだろうか。さて、クレマチスの季節です。

2013年3月11日月曜日

ジョセフィーヌ


Josephine ジョセフィーヌ
毎年、別の花なのではないかと思う花形を見かける。
ツルは新旧かまわず旺盛に育ち、花もこれでもかと言うほどたくさんつける。
某青系親花のピンク版なのだろうか?と、想像する多様性と強健ぶりです。

が、しかし。
我が家のベランダでは4年ほどの短命で、挿し枝更新しつつ育ててきたが2011年の開花を最後に消えてしまった。鉢植えで爆発的に咲かせるのは株の寿命を縮めてしまうのかもしれません。




ぬくもりも思い出せるよう


「思い出」は一緒に過ごしたあなたがいるから思い出なんです。

私一人ではどんなに美しい花の姿もそれは記憶でしかありません。
目の前にいる笑顔の誰かに語っても分かち合えるわけではありません。
だからあなたに今、感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。

私が今、一人になってしまったのなら分かち合える人を作りましょう。
今日の思い出を明日に分かち合うことのできる誰かをみつけましょう。
きっと生きて明日をむかえるために、今、私にできることをしましょう。
生きてむかえた明日という日に、昨日の記憶を共にできる誰かをみつけましょう。
きっと明日も生きている、私のために思い出を共有できる誰かをみつけましょう。

黙祷


2013年3月8日金曜日

ピンぼけばかりですが

今日は3月8日で、まだ3月なのだが気温は5月下旬のなんとかで日中は暑いくらいでした。ウールの靴下を編んでいたのですが無性に麻糸をさわりたくなりましたが、私は立派な大人なのでぐっと我慢して編み上げました。あー偉い偉い、はいはい。次はコットンにしようかね。

ベランダではクリスマスローズが咲いています。
クレマチスたちはもう手をつけるのが危険な状態になっています。
誘引は去年のままだし植え替えは何年もしていません。
しかし生き延びている強健なクレマチスはぐいぐいと存在感を増しています。

写真を整理しようかと思っていたらなんと。
またしてもドメインを落としてしまっていた。
しばし考えたがもうレンタルのままでいいやという結論に到りました。
モチベーションが無くなってしまったのにはいろいろな理由がある。
ま、中でもショップとか商売屋の無断利用が一番イヤかなぁ。

ひどいのは10年以上前の「それはちょっと…」という画像を使ってるとことか。
あとは縦横比をちょこっと変えてあるとか、天地替えとか。
無断利用と違う!と言い張るためなのか手を加えてあるところが笑っちゃう。

撮影者は同じ花を同じ日、同じ時間、何枚も何枚も撮影し、少しでも美しく見せようとわずかな違いをあれこれ悩み切り取り加工しているんだよ。絶対に自分の写真だって一目でわかる。どこがやってるとかやってないとかじゃなく、有名店もメーカーも大手もない。利用をやめたところもあるが、まぁいろいろイヤになっちゃった。


 
 


なぜか「うつむく」というより「うなだれ」て見えるクリスマスローズ。
私の気分の問題でしょうか。うーむ。

今日ニュースを聞いていて気になったこと。
「隊員」と「退院」NHKのアナウンサーはどちらも「たあいん」と言った。
耳だけで聞いていたので一瞬なんのことかわからなかった。
同じ日に2件、別件で聞いたのでものすごーく気になってのだが、普通「たあいん」なんでしょうか?私は「たいいん」とはっきり言ってきた。だらしなく書くと「たーいん」ではなく「たいーん」だな。「たあいん」はナイ。「ふいんき」みたいなもんだろうか。

2013年3月5日火曜日

また咲きましたね

寒かった冬が終わりつつある。この冬は本当に寒かった。
それでもカレンダーは3月になり空気の温度は行きつ戻りつ、春を迎える。
梅の花が良い感じに咲きそろい、もうじき桜も木も蕾をふくらませるでしょう。

また桜が咲きますね。
あの時の桜がまた咲きますね。
それを見たのは何度目でしょう。
一緒に見たのは何度目でしょう。

10年前でしたか。それなら10回目の桜ですね。
20年前でしたか。それなら20回目の一緒に見る桜ですね。

あと何回一緒に見られるでしょう。
一年に一度の開花、あと何回一緒に見られるでしょうか。


今から10年前は2003年、当時のベランダは足の踏み場もない大混雑状態でした。今は?もう花はいいかな、と思っていたけど放っておいても生き延びた株たちが新しい芽をふくらませています。気がつけばいくつか残っているクリスマスローズも咲いています。ということで2003年の画像からいくつか拾い出してみました。



10年前のベランダクレマチス3


上 パープルスパイダー
下 マクロペタラ 我が家の西南向き灼熱ベランダでは無理があった。当時は無謀にも何種類も購入したがこの翌年くらいが最後だったかもしれない。我が家は日没まで日陰にならない建物で、夜中になってもコンクリート自体の熱が下がることがない。




美佐世 爆発的に咲くこともなくベランダ向きの一株だと思う。
 一緒に咲いているピンクはリトルマーメイド




上 ミケリテ 咲き始めの色は絶品、すぐに退色してしまうのが残念。
下 ルブロマージナータ 原種で本当はもっと長い名前だった気がする。とても甘い香りがする。この壁にはメアリーローズやロウグチも一緒にからめてあったのだが、この甘い香りの暴君に制圧されつつあった。真夏にはウドンコの壁になっていた。